また1人になってしまう 流されてくだけの毎日に もう足をとられないように 僕は君の手をとる 真夜中いつものコンビニや 口の端につく歯磨き粉 飛べそうな羽根みたいな寝癖と 頼りない朝の顔 淡く光る思い出たち 何もあげられない毎日に そっと色をくれた 君はまだ覚えているのかな また君の寝息を聞かせてよ 見えないところにも見惚れてる いつか君と 離れる時はこの手はしわくちゃで また君の寝息を聞かせてよ 可愛くないとこも可愛いよ いつまでもどこにいても この手だけこうして繋いでて 流れる車のため息 雨のぬけがらをはねる音 笑う君と歩いた時には 気づかない音ばかり 誰もいない左側を 僕は今もまだ探してしまう 小さな手と大きなあくび 便りない君のこと 君が帰ってこないと知っては 元通りも素通りも出来なくて 今も探してしまう 笑顔を、寝息を それでも2人過ごした日々が 君の足を止めてしまうなら 僕が覚えてるから 君は忘れてもいいよ また君の寝息を聞かせてよ 見えなくなったって見惚れてる いつまでもどこにいてもこの手は 繋いでた また君の寝息を聞かせてよ 見えなくなったって見惚れてた いつまでもどこにいても 君ならうまくやれる もう君の寝息は聞こえない 見えなくなったって願ってる いつまでもどこにいても 幸せでいてね またね いつの日か会えた時は 愛するその人と 繋いでて