四畳半で 肩寄せあって 孤絶に問う 偽りの愛、すきです? 光る、眩しい、沼の奥へ(Ai!!!) 嘘を、塗り替え、覚悟した 毒が廻り切る前に、愛を推し獲て 一途な欲望の果て、見つけた 沈み往く花弁(はなびら)は、 キラキラして 口から匂ふ桜、謳歌し 「何故、今、苦しむの?」 僕を嚥下(の)んで、 咲いて────………(Ai!!!) 眠りの淵、もう起きてと鐘が鳴るよ 揺蕩(たゆた)う夢を、のみほす? 上手く呂律が回らないのは (Ai!!!) 君が、僕の歯、抜かないから 誰に春を騙ろうか? 傾奇(かぶ)く街で 浮いた匕首(あいくち)を取り、 刻むんだ 紅く染まる蝶々、君の仙骨 誰にも触らせない、羽ばたく うかべた なみだだけ うれしい? あいされた? 毒が廻り切る前に、愛を推し獲て 一途な欲望の果て、見つけた 沈み往く花弁(はなびら)は、 キラキラして 口から匂ふ桜、謳歌し 「何故、今、生きてるの?」 僕を嚥下(の)んで、咲いた。