良し良しされたくて 今日も働いています 夜明けが遠ひのは 貴方が いなくて 月が丸いせいよ。 豊饒、繁盛、お日様次第 よりどりみどれない長夜(ながや) 感情、洗浄、 真っ新(まっさら)ですよ 心までは奪われません、と。 腰振る相手を選べなくても 瞳(め)を閉じ、快楽の尻尾掴む 不思議と、貴方が名付けた名で お茶を引かず 白昼夢に酔い痴れます。 文(ふみ)がこない日々に、 身体が壊れてきたわ 何時も待てど着かぬ、貴方は幻、 水面見つめてる 病魔、あらま、当たっちゃったわ 顔はお見せ出来なくなるわ 阿呆ね 馬鹿ね 此れしかないの 黄金色に輝く長夜(ながや) 貴方が 寄せてた 想ひを信じ 今宵も 耕(たがや)されているんです 桃色吐息に、涙混じり お茶を引かず 白昼夢に酔い痴れます。 待てども来ない、馬鹿でも分かるわ 売れるものは、もうありませんと 泣き明かしても 腰振る相手を選べなくても 瞳(め)を閉じ、快楽の尻尾掴む 不思議と、貴方が名付けた名で お茶を引けど、 白昼夢に酔い痴れます。 文には 帰れぬ 訳が並び 殺意を 初めて 抱きました 貴方の枕に、 夜毎(よごと)立ちます。