勘違いしてた あのままでよかったのになぜか 軌道修正して 笑わないでおくれよ 最初の道で合っていた 窓から見える青い空 あんまり素敵で何も 起こらないことに 苛立って間違えたくなったんだ さっき見た未来が甘い偶像のように ほんとうはわかっていたと 思っていただけさ 答えなんかないとかいいながら なんでもいいよとかいいながら ほんとは誰よりわがままな 自分がいる 白けた心も腐れ縁の相棒さ 水底に沈んだ枯葉のように歌いたい 震えない心も灰になった衝動も 引きずったまま行くんだ 理由なんかもう必要ない さっき見た未来が甘い偶像のように その唇に触れることであなたを汚す 気がした どうやって呼吸しているか わかんない夏の終わりに 眠りの浅い汽水を泳ぐ魚の群れを 見ていた