ひび割れてるルーマニアの壺に水を 注ぐ兵隊 12月をくぐる小人 壊れかけた 君の心 辻褄は合わないままでいい 伸びる影は 夕暮れのせい ためらい傷 舐める子猫 鮮やかな街のため息と 言葉にできずに 苦しいまんまで 君はどこへ行くの 愛していたいよ 不器用な君の声でも花は咲くよ きっと 季節は巡り 沈丁花の花弁は開く 春は遠吠え 暖かくて冷え込むこと 忘れていて風邪をひいた 思い出は 今も籠の中 すっかり冷たくなってしまった 君のお腹に手を置いて 今までありがとうなんて呟いた 僕は夢を見てた 1人で