いつも通りの朝 まっすぐ伸びた一本道 登って降りた坂の先 見えてくる公園 待ち合わせ10分前 待ってる君はいる 信じてない星座占い報告しながら 笑って見上げた青空 やけに綺麗で 数え切れないほど通ったこの道 これが最後だねって君がいう 炭酸のように溢れた 色褪せない思い出が散った 舞う桜とともに 初めはからっぽな 引き出しだった会話も くだらなくて大事な 言葉でいっぱいになった でも 君にだからいえない そんなことが増えるたび 見える重ねてきた時間 桜色に染まってたあの日の道も それぞれが進む 景色の色に変わってく 形ない未来や希望が怖くて 弱い心ぶつけあった夜さえ 奇跡をかき集めたみたいな そんな日々だったって 今知ったんだ 花びら払って 揺れる髪の隙間から覗く顔 眺めながらそっと君がつぶやいた 泣くか 笑うかどっちかにしてよってさ そんな君も同じ顔してる 数え切れないほど通ったこの道 これが最後だなんて言わないで 欲しかった 炭酸のように溢れた 色褪せない思い出が散った 舞う桜と共に