人の群れの中で 落としてしまったアイデンティティ もう何周も同じこと繰り返して それでもまだ見つからない 高いところに飛び立てば 探していた答えが 見えるかもしれない この手にするため 放たれた矢の如く進め 青い羽広げ 光の速さで狙いを定めて 誰にも越させない 瞬間風速で空を駆け抜ける 辿り着く場所に一縷の光を 水飛沫が上がる 鳴き声を轟かす 道無き道を好む 翡翠色の情熱 苦しいくらいに自分と向き合っても 答えの出ない夜を越えて来た まだ見ぬ光に恋い焦がれ飛び続ける 風と踊ろうか 光と歌おうか 流れる血潮が疼くから もっと遠く彼方 永遠より先 青い羽広げ 命尽きるまで この声枯れても 翼が折れても 泥を纏っても 何度でも 青い羽広げ 光の速さで狙いを定めて 誰にも越させない 瞬間風速で空を駆け抜ける 辿り着く場所に一縷の光を まだ見ぬ光りを