殻を隔てて

歌詞

情景に寄り添う淡い淡い違和感 雷のようにすぐに溶け込んでしまう 宇宙の監視下で皆足踏みして 一定のテンポで刻む生命の音楽 冷めきった目の奥 行方は程遠く どれくらいの道のりか 検討もつかないよ 立ちくらんでしまいそうな日々に 面と向かって さよならと言えたら どれほど楽だろう また間違えた また傷付けてしまった 知らない方が良かったこと 現実に変わる前に閉じ込めたかった 奪わないでよ 置いていかないでよ 分けられない気持ちに もどかしさを加えて 耳鳴りはボリュームを上げて 頭に響いてる 情景は変わらず淡い期待を抱く 見せかけだと気付くのは未来の話 また間違えた また悲しませてしまった 聞かない方が良かったこと 現実に変わる前に閉じ込めたかった 離れないでよ 一人にしないでよ 失くなっていく期待に反比例の 「痛い」「つらい」 「怖い」「逃げ出したい」 さよなら出来ないよ 自分にもこの体たらくな日々にも 上辺だけのやりとりなんていらない 本当の心の声を 知らない方が良かったこと 現実に変わる前に 閉じ込めたかったんだけど もうここには戻らないから もう何も無いから 聞かない方が良かったこと 現実に変わる前に閉じ込めたかった 奪わないでよ 置いていかないでよ 離れないでよ 一人にしないでよ 一人にしないでよ