君のいた夜を未だ求めて 瞼の裏に君を描く 映画みたいな出会いなんて ありえなくて 光を無くした僕を笑う 崩れかけた未来のその先に君がいた どんな言葉紡いでも 君の涙すら拭えないんだ 君が落とした欠片僕を照らすよ 灰色に染まるこの世界で 針が進む度に君で埋まってく 吸い込んだ分だけ吐き出せるなら 叫び続ける君への想いを 君のいた夜をただ求めて 息も詰まるようなこの世界で ドラマみたいなエンディングなんて 綺麗事で 我を忘れてしまうほどに 君の記憶に生きる僕を探し続けた どれだけ声枯らしても 背を向けた君に届かないんだ 君が残した欠片僕を壊すよ 君色に染まるこの世界で 針が進むだけで君が薄れてく 踏み込んだ分だけ跳べるのならば 落ちていくからどこまでもずっと 君のいた夜が僕の全て 都合の良い言葉で 縛りつけても君の笑顔は 弾けて消えんだ 君が呼吸を止めたら幕を降ろそう 色が霞んでくこの世界で 朝になればきっとノイズに溶けてく 暗闇の分だけ希望があるなら 彷徨い続けるまた会える日まで 君のいた夜をただ求めて