6月の空は灰色 路傍で朽ちてる 雑草 窓の外から聞こえるは 子供たちの笑い声 右隣寂しくて やけに寒い さよならの代わりに花を飾ろう ひとりの食卓に 移りゆく花びらの色に 歌いかけている 紫陽花のブルース 音もなく変わる季節は わたしを残して回る レコードならば繰り返し 同じ音を奏でる 願わくばもう一度 同じ春を 悲しみの代わりに歌を歌おう 昨日の餞に 移りゆく花びらの色に 笑いかけている 紫陽花のブルース ありがとうの代わりに コーヒーを淹れよう マグカップはひとつ 移りゆく花びらの色を 見つめて揺れてる 紫陽花のブルース
