朝日がカーテンのない部屋に差し 込む 昨日の私が今日を迎えに来た 微かな 日差しを見つめた 「幸せ」をきっと君は知ってるよ とりとめもなくて 儚いもの 知らないふりを 私たち 何度だってまた してる 明日も変わらない 君とふたり 今日も同じ 彩度の高い日々を 繰り返し過ごして 明日が来るのは どうしてか当たり前だと思ってた 水面が揺れる 透明な空気が個々へ向かう まだ思い出にしないように 代わり映えしない 懸命な毎日だから 流れる時間は早く 心を追い越していく 鮮明な記憶が此処へ向かう 水色 沈む花を掴む これはね 今を共にしていた 私たちは もう自由なんだ 聞こえる? 寂しくて 君の名前を昨日も 間違えて呼んだ 馬鹿な僕 薄情な日々 覚えてる 忘れることはないよ ずっと 「ずっと」だよ 遥か 遠い 先の話 僕らは飽きもせずに待ち合わせる そして 泣いて 笑って 手を繋ぐ 約束をした あの頃を思い出すんだ 僕を忘れないでいてね ベルタ 透明な空気が個々へ向かう まだ思い出にしないように 君に伝えたいことがまだまだあった 手は届かなくて 目にも 映ることはないけれど 鮮明な記憶が此処へ向かう あの日 失くした青い花を これはね 今を共にしていた 私たちはもう自由なんだね Berhta