僕らは満たされた時代を 慎ましくも駆け抜く世代よ 指一つで繋がっては孤独を紛らわせ て 心は満たされぬ時代に 口元まで浸った世代よ 辛うじて息を吸っては歳を重ね 軽い眩暈 灯る夜景 狭い部屋に独りぽつり 青春は一度切り故 その後はなぞるだけ endlessもう動かないこの胸を燻ら せて endless通り過ぎた遠い日をまた巡 らせるよ 僕らは平穏な時代を 多数派と奪い合う世代よ 名前を伏せ嘆いては不安を募らせて 心は休まらぬ時代に 足元まで見られる世代よ 目に付かぬよう恐れては大人になる 終わらない孤独な夜に落ちそうなと きは 救えないこの体躯体を抱きしめて欲 しい 君がもし不安な夜に落ちそうなとき は 浮かばないその躯体をきっとさ抱き 締めよう 酷い眩暈 消える夜景 暗い部屋に独りぽつり 青春は一度きり故その後は眠るだけ endlessもう解けないこの糸を手繰 り寄せて endless破り捨てた思い出をまた探 し求め endless もう動かないこの胸を燻らせて endless 通り過ぎた遠い日をまた巡るよ