一息だった 君を見た時に 世界は色を付けた あっという間に どこにいても探してしまう 自分がいる こんな気持ち 切なくて苦しいよ 人混みの中 触れた手の熱さで掻いた汗も 慣れない下駄で痛くなった足に貼っ た絆創膏 溶けて温くなったピンク色のかき氷 も 溢れてんな 頭の中が君だらけでもう 夏の花火は六等星の光の隙間でキラ キラ爆ぜる 少し黙って見上げてる 二人は落ちてく 日焼けした腕に当たるとチクチクと する肌と胸が はやる想い 踊る心臓 もう止められない 誰かと笑う 姿見たくなくて 距離をとって傷つかないようにして た 切ない曲の歌詞が耳に流れてくる 「もっと素直になれたらいいのに」 なって 部活で黒くなった腕の隙間 Tシャツの痕 短く切りすぎて変になった前髪を笑 う仕草 湧いてんだ 頭の中が君だらけでもう 夏の花火は六等星の光の隙間でキラ キラ爆ぜる 立ち止まった その瞳 誰を写してる? 終わりを告げるアナウンス寂しさ募 る煙の匂い 震える足 竦む体でも もう逃げない 私みたいに六等星は夜空の隙間で微 かに光る ちゃんと見つけてくれるなら輝いて みせる 夏の花火は六等星の光の隙間でキラ キラ爆ぜる 少し黙って見上げてる 二人は落ちてく 日焼けした腕に当たるとチクチクと する肌と胸が はやる想い 踊る心臓 もう止められない