Track by曽我部恵一
きみは 朝のようにぼくのそばにやってきて 耳もとに息を吹きかけ ぼくの目を覚まさせた そしてぼくら家を出て 雨上がりの道を歩き始めた 海からの南風と 太陽がなつかしい歌をうたう 「みんなみんなみんなのためにがん ばりましょう」 きみは夜のようにぼくの体を包み 込み やさしい呪文を唱えて ぼくを眠りへと導いた そしてぼくら夢の中で 溶けてなくなるまで愛しあう 空には星が瞬いて旧いラジオが 歌ってる 「ぼくらぼくらぼくらのためにがん ばりましょう」