ずっとあの窓から 叫んでいたことは 誰も知らない あの道超えた先で 何か光っていた そこ行き止まり だけどネバーマインド 時は過ぎて 季節は横切って 俺はただ眺めて 何食わぬ顔でいたけれど 夏の夕べ あの祭りの後で 帰りに通った この道を歩いていた 今 思い出した あの道の下 どこ行くのか ただ自分に問いかけた 人の波が 去っていた あの場所から 歩く理由探していたのだ ふとノート開けば 無数に散らかってた 言葉と願い 綺麗な思いだけじゃ もうここから先は 生きてゆけない 誰の声で 俺たちは進んで 船の梶は自分で ずっと取ってきたはずだけれど 遠い国で 感じた乾いた風 と似ている風が 俺の横抜けていった 今 思い出した 赤道下 裸足のまま 全てを忘れ踊っていた 人の波が 揺れていた 歩く理由は そこでもう見つけていたのだ