描いた未来のように笑えやしない こんなもんかとまぶたを落とす 口に運ぶものの違いがわからず もうどれ程経つのだろう 溺れそうなほど息ができないけど 峠はすぎ去っている くらいくらいクローゼットで 今日も休憩 日々の隙間を覗いて だんだん閉じてゆく 今日の喧騒 このまま置いてってくれ どうか助けてくれと幾度と願う こんなところに来る訳がない いつもいつまでもこぼれ落ち続け なかったものとなってゆく いつの間にか死を迎えゆくことは めでたくなってゆく 曖昧な日々の断面に 今日も未練を残し明日へと 去ってゆき 生まれたことを酷いくらいに厭う もう 辛い辛い人生には さらばしようか 誰も知ることないように どんどん迫りゆく 明日の喧騒 どこか連れ出してくれないか? くらいくらいクローゼットで 今日も休憩 日々の隙間を覗いて だんだん閉じてゆく 今日の喧騒 このまま置いてってくれ