朝起きれなくなっていた 今日をただ刻む時計 不快な音を発した 海岸通りの憧れ 戻らない青春に焦がれるように ただ惰眠を貪る また戻れなくなっていった 過去を話すフリをして 不快な嘘を並べた 海岸通りの夕焼け 文庫で読んだ青春を燃やすように さらに眼を細める 僕の名前を呼んだ くだらない世界ならばもう すぐ終わるように 切り取ってゴミ箱へ 捨てちまえばいいだろう さよなら言葉よ さよなら心よ 僕には何もないような 素晴らしい世界に行くよ くだらない話 見失う轍 情のない他人の無表情には 無関係でいいよ 今日を嘆いた僕に手を振るよ さんざめく風に乗せて こんな悲しみが 生まれてしまうなんて 人生は迷子 錆びついた愛の分だけ 僕の名前を呼んだ くだらない世界ならばもう すぐ終わるように 切り取ってゴミ箱へ さよならを言えば さよなら言葉よ さよなら心よ 僕には何もないような それは素晴らしい さよなら言葉よ さよなら心よ 僕には何もないような 素晴らしい世界に行くよ