夢は夢のまま それでいいって、 君はいつも笑ってた… とても小さく 壊れやすくって、 失くしてしまいそうになる。 探し続けて 迷い続けて、 でも誰かに聞いて欲しくて。 あの日 手からこぼれ落ちた、 ハッカドロップ砕け散った。 僕ら見てた その夢の白さに似ている。 傷つくことを恐れていた カタチを変えたその未来に、 僕らはほら、今 立ってる。 大切にそっとしまい込んだ 思いはきっとこれからも、 忘れないから… 遠い夏の空 こだました声。 誰もいない音楽室で。 未来の僕へ 宛てた手紙を、 何度も書いては消したんだ。 あの日 君がくちびるに、 リップクリームそっと塗った。 それはまるで 青春の儚い群像。 傷つくことを恐れずに 重ね合わせた歌声は、 あの夏、校舎に響いた。 大切にずっとしまい込んだ 思いはきっとこれからも、 失くさないから… あの日 手からこぼれ落ちた、 あの日 手からこぼれ落ちた、 ハッカドロップ砕け散った。 ハッカドロップ砕け散った。 あの日 君がくちびるに、 あの日 君がくちびるに、 リップクリームそっと塗った。 リップクリームそっと塗った。 あの日 手からこぼれ落ちた、 砕け散った。 傷つくことを恐れていた カタチを変えたその未来に、 僕らはほら、今 立ってる。 大切にそっとしまい込んだ 思いはきっとこれからも、 忘れないから…