まるで夢のはじまりの様な 愛の言葉置いたまま 優しいふりで見送ったのは 痛みそっと隠してたから 窓辺に降り続く季節変わりの雨 あなたは好きだったこんな夜さえ 愛しいのなら許しあうなら 抱きしめたならわかったのに ひびく雨音かき消して 待つの白いあの夜明けを そっと触れた左胸には 深い海の歌があり いつもいつも守られていた そんな日々もあったはずでしょう 「傷つけあうよりも この手をはなしましょう」 あの日知らなかったこんな想いは くり返すならめぐり逢うなら 歩き出せたらよかったのに それでも朝は来るんだろう ひとり夜明けを待っている 愛しいのなら許しあうなら 抱きしめたならわかったのに ひびく雨音かき消して 待つの白いあの夜明けを