ナイトクルーザー

歌詞

何もない部屋で一人考えている 時計の針はチクタクと音を立てる 嘘だらけ誓い合った あの頃を思い出した そんな言葉は胸の奥に隠す 寂しい、暗い、辛い夜を越え 見つけたものはなんだ? 流れてく時代が嫌いだ 愛だ、恋だも忘れたスパイダー 大体全部糞食らえだ 歪んだ目つきは道に吐いた 言葉に縛られていく また 夢の中へ night cruising 僕は行く 浮かぬ日々を抱きしめている 忘れないでいて その言葉よりも もっと君は嘘をつけずにいる さあ現実が走り出した 動けずにいるのは僕だけだ なんて呟いた時胸の鼓動が 聞こえていたけど無視していた 地球儀を回し 行きたい街 遠いとこでも行こうと思った日 重い腰あげて踏み出す 明日の用事も全部捨てて 今駆け出そう 想像し続けたよりもずっと 現実はあんまりうまくいかないから 悩んで泣いて書いた紙の片隅に 残した「希望」のふた文字を 信じたくなくて 僕らは信じられなくて 今日も歌う 高架下 流れ落ちた涙は 夜の川に流れてく night cruising 僕は行く 浮かぬ日々を抱きしめている night cruising あの日の影 浮かんでは消え やんなって考えんのもやめた 冷めたコンビニのフライに 食らいついた 想像だけ膨らむ毎日で 現状 身動きすら取れなくて 靴のかかとも踏んだままで 走った、君に会いたい 忘れられないことばっかりだ うまくいかないことばっかりだ、 なんて 呟いたところで 明日は変わんないっていうことも ずっとわかってた ならなんでさ、 忘れちゃいけないことだけは 忘れてしまうのかな なんで、なんて、荒んで、歌って でも雨の果て虹が架かると信じて 今日も歩いてこう 辛くてもいいさ、歩いてこう 涙が増えるほどに 僕らは愛を、 愛のかたちを知るのでしょう