夜を灯すキミの小さな世界 その作り物の体は 誰のために動いているのだろう 歯車がまわる 視えない瞳はガラスのように ただあの空を 優しい花の色を 無機質に映すだけ キミが今も探している 遠い面影は時の彼方 全てが壊れてしまう日まで ボクはここで君を守るから 夜を明かすキミの小さな世界 その作り物の心は 何を想い軋んでいるのだろう 深い夢の中 消えない記憶は呪いのように ただあの日々を 優しい人の声を 残酷に描いてく キミは今も信じている 遠い安らぎに帰る時を 全てが砂へと変わる日まで ボクはここでキミの手を繋ぐ キミが今も探している 遠い面影は何処にあるの? 全てが終わりを迎えるなら ボクもここでキミと壊れてく