野良猫が死んだ 誰も見ぬ道の端で 土の肥えにも 虫の餌にさえならない場所で 諸行無常に 息を詰まらせながらも 肺を動かす 脂汗不整脈 どちらが どちらが 生きている? 出口のない中 活きている? されど されど 明日は希望を持たず いつも いつも 底ばかり見せる 命 定め その縛りの中で 意味を探す 今日も探す 野良猫は死んだ 誰ぞ羨む自由のままで 生きた記憶に 満たされ少し微笑みながら 誰もが 誰もが 生きている 誰かを 演じて 活きている? されど されど 人は何かを課され いつも いつも 外ばかり見てる 命 定め その縛りの中で 意味を探す 今日も探す