ねぇ、僕らいつか 素晴らしい大人になれるかな。 もうさ、遅いとか きみは思うのかな。 道草を食って、 でも不味くて、 吐きだしてしまう。 それくらいがいいのにな。 綺麗ではなくていいんだ。 歪で、不恰好を愛していこう。 「これでいいんだ。」 何度も頷いて。 綺麗ではなくていいんだ。 歪で、不恰好を愛していこう。 だから、 こびりついた 口角のテープは剥がそう。 ねぇ、 世の中が 優しい人ばかりで溢れたら、 彼らはあの悪役を 殺してしまうのかな。 僕らは何かのせいにして、 納得と妥協の境目を探す。 僕らは僕らのせいにして、 正しくなれたような顔をするんだ。 くだらない ただのくだらない幸福を 幸福と認めてあげたいんだ。 道草を食って、 でも不味くて、 吐きだしてしまう。 それくらいがいいのにな。 綺麗ではなくていいんだ。 歪で、不恰好を愛していこう。 「これでいいんだ。」 何度も頷いて。 綺麗ではなくていいんだ。 歪で、不恰好を愛していこう。 だから、 こびりついた 口角のテープは剥がそう。 だから、 こびりついた 口角のテープは剥がそう。