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ショウネンキ (feat. 巡音ルカ)

Track byやみくろ

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  • 2025.01.28
  • 4:08
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歌詞

何者にもなれないと悟った 少年期の終わった九月 夕焼けがやけに綺麗で 無性に泣きたくなったなぁ。 蝉はもう鳴き止んでたっけ 生命を謳歌しただろうか 僕ならば何処にも行けず また今年も夏を迎えた。 何者にもなれると信じてた 少年少女の季節に 物語を紡ぐ主役は 自分と疑いもしなかった。 今じゃもう大人に近付き 破り捨てたはずの物語 泥のように まだ纏わりつく。 届かなかった 叶わなかった 未来をなんと呼べばいい? 諦めきれずそれでも立ち尽くしてる 終わらないだけの命だ。 何者にもなれないと悟った。 八月が終わろうとしても 物語は波乱も起きず 最後の頁になったなぁ。 季節は何度巡っただろう 秋はもう近付いているのに あの夏にまだ囚われている。 届かなくって 叶わなくって けれど掠めた指先に 残る温度を確かめては項垂れた 終われないだけの命だ。 "才能"なんて言葉を吐いて 他人の光を眩しがっては そんな誰かの痛みは見えずに 痛い 痛い 喚いた自意識 いつかもこんな詩を綴った いい加減ちゃんと歩き出さなきゃ 何処へ行けるだろうか。 さよならなんて出来やしないから 何者でもなく僕である為に 少年記のその先の物語を これから綴っていくよ。 届かなかった 叶わなかった 想いに浸る暇はない。 頁を開け、二巻目はまだ真っ新だ。 生け 行け 征け! 何巡目かの夏が終わって 青年期の始まり 九月。 失くしたものは数知れずとも 触れたものは確かに覚えてる。 青年記の冒頭には 「夕焼けが綺麗」綴って やっと微笑えたんだ そして始まる命だ。

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