ここらでひとつラブソングでも 書こうかな 肝心な時に君は居ないんだけど いつも歌ってってせがんで 拗ねていたくせに 何処に行ってんだか 僕も一応大人の男だから 君が居なくたって生きていけるけど そんな事よりもうすぐ A メロが終わっちゃうから そろそろ帰ってくればいい 鍵は開けておくよ 情けない泣きっ面を 月が照らす 窮屈だった六畳半も どこに居ればよかったっけ ひとりぼっちが思い出せないや もっとそっち行ってよって ふざけ合ったシングルベッドも やけに広いや うりふたつの君との暮らしと言えば わがままでドジばっかで手が 掛かったよ うるさいのが居なくなったら 退屈で仕方ないのさ 本当せいせいしたよ 玄関に 散らかったまんまのコンバース 甘ったるい匂いの柔軟剤 抜け殻を探しては抱きしめて眠る 僕は馬鹿野郎だ 窮屈だった 六畳半も 君が居ないとがらんどうさ しみったれた歌がよく響いてるよ サビの最後に君が好きだなんて 書いてさ 女々しい僕のラブソングさ