ひまわりの花開く文月 澄んだ星は海に映った 一年に一度の特別な 二人だけの時間が近付く 待っていた 長い長すぎる時間を あなたが微笑む 遥か時を越えて 星まつりの夜に あなたとただ過ごすためだけに 私は生きる 頬を流るる涙 一粒の涙は雨となり 大きな虹を空に描いた 涙雨は地に降り注ぎ 新しい命を咲かせた 今日だってあなたと生きる未来を 私は願う いつか 春を迎え 桜を見れたら 私は 何を思うだろう 叶う日は遠く 人知れず洒涙雨(さいるいう) 嗚呼 要らないの iの言葉さえ あなたがここに居るそれだけで 私は生きられる ねえ寂しさは 募っていくけど それすら新芽を育てるよ そう言い聞かせて 夜空には天の川