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Prism

1,047
2
  • 2022.06.02
  • 4:26
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歌詞

Prism 作詞.作曲 鈴木啓 ゴールテープが目の前で 千切れて宙を舞ったその瞬間に 擦りむいた傷なんかじゃなくて もっと心の奥がギュッとした 握らされた旗の先をなんとなく 見ていた 恥ずかしくないようになんにも 言わないで そのままでいた 突き刺さった現実は汗を吸って 虹の色 お気に入りのシューズはどこにも 君を連れては行かないよ 輝くだけじゃない人生に 涙零したその時に 滲みながら広がっていく 君らしい色に世界が染まる どこまでなんて誰も決めないよ 決めてくれないよ 膝を抱えて見上げる太陽に 照らされながら今を歩いている 少し大きめの傘の 内側にひとりぼっちがふたりきり 右側の肩が冷たい分 体の真ん中は温かかった 爪先が飛ばす水飛沫をそれとなく 見ていた 静寂に耳を塞がれたまま心は 騒いでいた 言葉にするにはもう言葉が足りな 過ぎて 降り止んだ雨に気付かないフリ 僕だけだったかな 心には触れないことに深く 溜息をついた後に 大きく息を吸い込んだ時 愛しい距離にいることに気付く その全てなんて誰も知らないよ 教えてくれないよ 傘は差したまま 笑った青空が架ける虹の麓へ 歩いている 一等賞じゃなくてもこの手で 触れられなくても 自動で押し出された明日が朝を引き 摺ってくる 頭や体じゃない場所で ずっと憶えてる痛みの痕が 光を乱反射するのさ 煌めく方から差す光が眩しくて目を 細めた時 目の前に広がっていく 虹色の道が行く先を示す 歩き出す時は教えてよ ここから手を振るよ その場所で君が輝く時 あの日の君を照らす光になる それを道標に歩いていく

1曲 | 2022

このアルバムの収録曲

  • 1.Prism
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