グッド・ルーザー、ハウる今宵も キラキラを探し、 ギラギラと為されて 理解など求めない素ぶりで 「俺はこうさ」と 釈明に暮れるのかい? 刺すような、引き裂くような 一匁にも充たぬ鈍い刃を 一寸先も見えないまま 振り回すお前は、 歌うだけの俺に見える グッドルーザーズさ、俺たちは ディストーションを模した鈍い声 お前の不安も不満も不甲斐なさも 全部、俺にとっちゃ薔薇に見える グッド・スーサイド、吐うる今宵も ドロドロを流し、ガラガラに錆れて 硝煙や毒や薬を 悪態で胃に流し入れて泥に眠る 刺されるような裂かれるような 鈍痛を「慣れてるから大丈夫」 なんてヒクつく口角で 隠すお前は歌うだけの俺に見える グッドルーザーズさ、俺たちは ディストーションを模した鈍い声 お前の不安も不満も不甲斐なさも 全部、全部、歌ってみせる 昆虫や、草や木と同じ 目的もなく生まれ落ちただけさ 大丈夫、悲しみなどは 無いものと同じ、何をしてもいいよ 鈍痛ラブソング 俺たちは、灰皿みたいな受け皿さ ぽつり、垂らしにおいで 血受け皿にだってなってあげるよ ぎあー