縁取りは重く意識は軽く その手を離す 掌を合わせ偲ぶ涙色の雨 流れ流れる・・・ 餞(はなむけ)は切り刻んだ 僕の欠片 此処に残せる痛み 此の命が尽き果てるまで夢を・・・ さぁ、歌いましょう 叫ぶ声を・・・ 心が裂け咽び泣く言の葉 別れ日和染まるは仄か 笑顔で手を振りましょう 虚ろ移ろい微睡む現 透明色の暁 今も僕を焦がし 燻(くすぶ)り続けている 「何か」が解らない・・・ ただ歩む・・・ 夢路を辿る・・・ 苦しみも悲しみも 此の声を搾る痛みも喰らい続けて ひたひたと訪れる静寂が怖いのです 此の命が尽き果てるまで夢を・・・ さぁ、歌いましょう 叫ぶ声を・・・ 心が裂け咽び泣く言の葉 別れ日和染まるは仄か 笑顔で手を振りましょう 虚ろ移ろい微睡む現 透明色の暁 夢に夢見て霞む遥か彼方