劫濁

歌詞

せめてこの呼吸をあの日に戻せたら やがてただ続いてゆく何もない空白 脈を打つこの体の奥に響く音が 聞こえるか? 途方もない渦に巻き込まれて 遮るように世界は 別れ知らん顔で痛みを残す 巡り巡った最後の日々に 救いを求めて手を伸ばす 君が僕の心の中を 掻き乱しながら嘲笑う ねぇそこに何があると言うの? 教えてよ もう居ない君を牢に 閉じ込めたまま束の間の 優越に溺れ浸りながら 明日を零すだろう だから会いたいんだ そこに理由はない 今もまだ取り憑かれた残酷な現実 君を呼ぶ僕の声が誰かを招いてる そうさ今始まってく そして終わってゆく 荒んだ色に心が踊る 鮮やかに消えてゆくばかり 失くしたものを掘り返しても そこにあるのは空虚の苗 陽だまりの中で揺らされた心に 願いを閉じ込めて さぁこの劇に幕を降ろそう今すぐに そうここに確かな答えなんて ないわかってる 小さな希望さえも この手をすり抜け奪うだろう 誰も彼もが何かを忘れそして 気付くことのないまま 過ぎ去ってゆく大事なものが まるで何もなかった様に 君が僕の心の中を 掻き乱しながら嘲笑う ねぇそこに何があると言うの? 教えてよ もう居ない君を牢に 閉じ込めたまま束の間の 優越に溺れ浸りながら 陽だまりの中で 揺れた心に願いを閉じ込めて さぁこの劇に幕を降ろそう今すぐに そうここに確かな答えなんてない わかってる 小さな希望さえも この手をすり抜け奪うだろう