天国のエラーで蘇る記憶の庭、 湿度、最高気温を更新中。 あたり一面に燃える緑、 巨大な樹々が降らせるモルヒネ。 近所のビルの屋上に天使が堕ちて、 血を流している、 手を伸ばすと、 「助けてください、お願いします」 「お礼はします」 なんて言うから 僕は、ぼくは。 ちぐはぐなピアノのように 彼女は呼吸をつづけてる。 あしたはどこに出かけようか? 翅を失くしたって、 きみはきれいだよ ショッピングモールのカートに君を 乗せて 怖いくらい、怖いくらい、 加速する人生を送りました。 「天国なんてなくてもいいさ」って 思える日まで! 生きていれば、生きていれば、 こんな地獄もきっと楽しめるさ。 そうだろ。