弱いことが誰かにバレたら 嫌われるかな そんな事を考えてしまう 強さって何だろう わからないまま せめて弱くはないように 自分を取り繕う日々 余所行きの顔をした僕は 一体何者なんだろう ありのままなんて もう既に死んでしまったかな この弱さを認めることを 強さと名付けられたら これ以上、涙は 隠さなくてもいいかな 零れ落ちた涙にも 確かな理由があった 昨日の僕に負けないように 強がりで手に入れた言葉は 一体何を救えるのだろう 失うことを恐れるばかりで 気付けなかったんだ もう弱音を吐かないように 強さを演じてみても これ以上、尻尾は 隠せなかった僕らだからさ この手で抱えたものは それだけでも守りたい すべてを失うことはないように ひとつひとつに寄り添えるように 弱いことは何よりも 弱さに寄り添える 優しいことなんだ