夢のような恋でした 永遠を願う程 薄れてしまいそうで 夢のような日々でした 雲を歩くように 不安定な足元 真っ白な心を 青く染めてゆく あまりにも綺麗過ぎて 今でもこの胸を 焦がすのです さよなら また逢う日まで 私を忘れないで 幾度季節が 廻ったとして 彩づく華に想うは 貴方を 春のような恋でした 色付いて変わる程 揺れ惑うこの心 でも確かな恋でした 空が晴れるように 私の心に咲いた 真っ黒な夜空に ひらり散ってゆく 花びら私のようで 一瞬の輝きを 風がさらう さよなら また逢う日まで 私を忘れないで 夜風が春の 終わりを告げた 戻らない貴方を 連れて このまま恋心ごと貴方を忘れさせて 淡く揺らめく あの日々達を 想うのはこの先も私だけでしょうか さよなら また逢う日まで 私を忘れないで 余花情が春の 終わりを告げた 戻らない瞬間と共に 散ってゆく