夕焼け空はどこかせつなくて 優しく強くあろうとする 時間は徒らに過ぎて忘れられていく 言葉は想いを示し 同時に苦しめていく あの頃臆病な僕は言えなかったよ 意味もなく空を見て旅を始める 行き先は過去のあの日へ 目を閉じて 時が止まりそうなほど ゆらりと 静寂な世界に 舞い降りていく 明日も消せないこの思いだけ どうかこのまま 枯れずに咲き続けて 花びらが舞う 風に吹かれて 気持ちの整理をしても 棚からこぼれ落ちたのは 君への想い 君にしか届かない手紙を書くよ 遠回りしてきたけれど それでいい もしもできることなら ひらりと 君の元へ 空を飛んでいく 君の眼差しに包まれたくて 何度も僕は 旅路を泳いでしまっている 時が止まりそうなほど ゆらりと 静寂な世界に 舞い降りていく 明日も消せないこの思いだけ どうかこのまま 枯れずに咲き続けて