きみとたばこの香り きみが見ていたあの空は今はどこへ 何もできないぼくはこの通り いつも通りの一日が生まれない きみが見ていたあの光は今どこへ 二人がいた時間は今はもうないけど あの日の秘密を ぼくは今優しく抱いていて それがあるから ぼくはもう怖くなかったけど ひかりが揺れている 分かっているふりをする どうしたらいいのか分からなかった くだらない一日を歩んでいるよ 泣いて裂いて散るのは怖いから ぼくは眠ったままだった 耐えている 陰で泣いている きみは笑った 刹那的な印象の操作 きみは何と言うのか分からない ごめんねって言うのは悲しい どうしたら死ぬかは まだ早いよ 私の命に謝れ 贖罪の合図 私にはないよ 誰にでもあるのに と泣いていて 私にはないと いつまでも来ないよ 確かになんて言わないでよ 言わないで