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同毒

Track byあげいん

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  • 2019.12.31
  • 4:24
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歌詞

君は年々可愛くなった。 今になってやっとわかった。 近過ぎたんだろうな。 言いたいことは山ほどあったんだ。 馬鹿じゃないから、口を噤んで 君が手で掬う毒を飲んでいる。 二十歳そこらの僕らなら 手放すのは惜しくはないだろう。 最後に隣に居るためには 友達のままがいいよな。 でもね、 後ろからじゃ顔は見えないから。 泣く時も、笑う時も、 肩が震えるから。 それは、どっちなんだよ。 君がくれたそれは多分、 お返しのつもりだ。 君がそう言うんだ。 似合わないはずがないな。 幸せの逆は呪いなんだ。 きっと跡が残る類だろう。 うまく忘れたら、外しておくよ。 二十歳そこらの二人なら 手放すには歳を取り過ぎた。 最後に隣にいるのは 僕じゃないけど、 それでもいいかい。 五年後、十年後の僕らのことなんて 想像するだけ無駄じゃないか。 もっと良い人がいるとか 思わないけど、思うしかないんだ。 それが人生だ。 むしろ、その方が人生だ。 それでも、 思い出すなら君しかいないんだ。 崩した笑顔の時の君だ。 「お互いのため」とか、 映画気触れの「ありがとう」 はいいや。 君と僕だけ得して生きてみよう。 でもね、 後ろからじゃ顔が見えないから。 隣に居たいけど、 それは出来ないから。 ここで手を振るよ。 長い人生の途中なんだ。 後になったら笑ってしまうさ。 どうやって終わろうか。 君の歌を書いてみたんだ。 君のことばかりだった。 長い人生で、こんなの一部だ。 こんなの、一部だ。

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