小鳥 一羽 囀る 景色 望まない夜の続き 登る陽 何を照らしているかも知れずに 影を落とす わたしの背中 小鳥 一羽 囀る 景色 望まない夜の続き 登る陽 何を照らしているかも知れずに 影を落とす わたしの背中 たかが愛 赦せるものならば 枯らすこともまた容易いと知って 泣いた日々を抱き締め生きてゆけ 生きることも 殺すことも 君の手の中 見慣れた景色 消し去った先に 差し込む光の保証は無くとも 見飽きるほどの闇の中踠いて 自分を演じ切れ やがて愛は消えて昨日も溶けていく 満ち足りる事の無い夜の狭間 醜悪つかぬ愚かさが愛しい まだ さよならと言えない たかが愛 赦せるものならば 枯らすこともまた容易いと知って 泣いた日々を抱き締め生きてゆけ 生きることも 殺すことも 君の手の中 さよならと言えない自分を騙し切れ 小鳥 一羽 囀る 景色 望まない夜の続き 登る陽 何を照らしているかも知れずに 影を落とす わたしの背中