ほとぼりを呑み込んで 霧の中を 揺れる窓辺 あこがれを消さないで たどり着いた哀しい惑星 ひと目あうまでずっと 忘れたままでいたのに いつかは君を知るはずの 幼いころの あの 淡い幻をずっと 彷徨って ささやきを乗り越えて 惑わされないで あと少し 地表まで 夢の中へ 夢の中へ ひと目会うまでずっと 忘れたままでいたのに いつかは君を知るはずの 幼い頃の あの 甘い微睡をずっと うつろって ひと目会うまでずっと 忘れたままでいたのに いつかは君を知るはずの 水面に映るあの あそぶ線たちのコーラスは 今は何処へ向かったのだろう