揺れる よそ行きの 服を着て 歩く真夜中 触れる 交差点の 青と赤 片手にソーダ そんな夜さ 透き通った 風にそっと 触れてみた 気づいたら 手と手は触れる そっと 忘れていた 想いだけ 拾ったら 薫せた タバコの煙 そっと 君に当たらぬよう 揺れる 二人だけの 間の空気 伝う真夜中 触れる それだけで 全てのこと 解ったような そんな夜さ 透き通った 風にそっと触れてみた 気づいても 触れられないよ そっと 忘れたら さみしいからさ 少しだけ 薫せた タバコの煙 そっと 夜に溶かすだけ こんな熱い夜だから 冷たいものでも飲んでいようよ 夏が嫌いな僕らでも それで一緒に居られるでしょ こんな熱い夜だけど 不思議と二人は惹かれ合う 夏のせいだって言わせない 今夜はここは熱帯夜