「答えなんて簡単さ」 大げさに笑った 「そう謎解きはいつでも ゴールがあるもの」 乾いた風に吹かれて 前髪をなびかせながら あなたは笑った つまづいて迷って 続きは明日へ 入り組んだことは置いといて ふいによぎるのは あなたと歩く遊歩道 木漏れ日残るアスファルト すべてが愛しい ほら 鬼さんこちら コンニチハ 届きそうで届かない その目隠しの先はいつも わずか1mm先 夢に夢咲くあの人 頭の中 離れない 目で追えないものを追いかけて さあ 手の鳴る方へ さあ 手の鳴る方へ 取り乱した言葉も トゲのある仕草も 思い出になった途端に 美しくなるもの 夕日に染まる合い模様 懐かしく響く自転車 帰りたくないと ほら 鬼さんあちら コンバンワ 夜が来てもほどけない その暗闇の中 聞こえる さあ 手の鳴る方へ さあ 手の鳴る方へ 生きる意味がなんであれ 優しく残ってく面影 ただそれが愛しい ほら 鬼さんこちら コンニチハ 届きそうで届かない その目隠しの先はいつも わずか1mm先 夢の夢咲くあの人 頭の中 離れない 目で追えないものを追いかけて さあ 手の鳴る方へ さあ 手の鳴る方へ