私はいつまで経っても変われず 諦めの悪い世界を創っては 暮らして 時代は更地の道を越えて お別れの言葉もなしに流れてゆく 人の波の中 呑まれ消えるのは いつか君と過ぎた若葉の季節の様で… ずっと同じままでいられる 土をつよく蹴ったなら 空に昇れる夢を見ていた ずっといつまでもこうして生きてゆける 信じて笑っていた あの日君の瞳は気づいていた? そよぐ風を待ち 薄れ揺らぐもの あの面影を知る最後の場面の中で ずっと同じ気持ちのまま どこまでも続いていく道を歩いて 疲れも知らず笑う不器用な私が あの日君の瞳に映っていた 今 消えゆく陽炎 溶けてゆく あの日君の瞳は気づいていた?