始発の電車には悪魔がいて 訳も無く喪失感 植え付けてゆくの 舌の上で転がした春の味 苦い 君の好きな変な歌 覚えてないけど あれから そちらはどうですか 死んでしまいたい なんて思っていないかな 旅をしてみたいのさ 君の街まで 晴れた日の午後には 優しさがいて、嫌い 情けない、 って言われ慣れて 湿気りかかった煙草に 火を点けては ゆらゆらして あれからの僕は抜け殻で 下らない事ばかり考えてる 旅をしてみたいとか 君と二人で この広い 水たまりみたいな星で うんざりだなぁ あーなんでか 遣る瀬無いんだ 痛いの痛いの痛いの 全部、飛んでゆけ 始発の電車には天使もいて まだ まだ まだ まだ まだ まだ まだ まだ