「うそつき」 遠く離れていく君のことを 僕が忘れるはずもないけれど 「違う世界を歩いていく」 そんなことわかってたんなら もう少しだけ早く教えてほしかった 綺麗な声だったよ 僕の耳を貫くことできるくらい あなたはどれだけ僕のことわかって たんだろ 今はもう知るすべもないけど 愛されたいからキスをして 愛してたいから好きと言った あの頃僕らは夢の中 どこまでも行ける気がした 嫌いになれなかった君の顔を 夢に見てしまうことだってあるんだ ぜ 暮れていく町の影 滲んでく帰り道で ぼやけた顔の君は笑ってた さよならだけが人生で 僕はまたそれに憧れてしまったよ なにもかもこんな風に消えてしまえ ば 美しい気はしたよ 愛されたいからキスをして 愛してたいから好きと言った あの頃僕らは夢の中 ああ夢の中 ごめんね全部嘘さ ごめんね全部嘘さ 声は届く理由もなく夜に溶けて 君のこと忘れられそうだよ 愛されたいからキスをして 愛してたいから好きと言った あの頃僕らは夢の中 ああ夢の中 笑ってたいから嘘をついて 信じてたいから抱き寄せた あの頃僕らはまだ夢の中 どこまでも行ける気がした