「希望」とは 羽を持つもの 魂の片隅に そっと止まり 言葉のない調べを 歌い続ける 決して 絶えることなく 「成功」を もっとも甘く感じるのは 一度も それを手にしたことのない者たち 「蜜」の本当の味を 知るためには 激しい渇きが 必要なのだ 今日 勝利の旗を掲げた 誇り高き 軍勢の誰一人として これほど鮮明に 語ることはできない 「勝利」とは 何であるかを―― 敗れ去り 死にゆく者のように 禁じられたその耳に 届く 遠い勝ちどきの 歌声が あまりに切なく 響き渡るのだ! 出会う限りの あらゆる悲しみを 分析するような 瞳で測ってみる それは僕の悲しみと 同じ重さだろうか? それとも もっと軽いものだろうか? 彼らは長く 耐えてきたのだろうか それとも 今始まったばかりか? 僕の痛みは いつからだろう あまりに古く 思い出せもしない 生きることは 苦しいのだろうか 努力なしには いられないのか もしも 選べるとしたならば いっそ死を 望むのではないか もしも 幾千もの歳月が 最初の傷の上に 積み重なったなら その時の流れが 痛みを 和らげてくれるだろうか それとも 何世紀を過ぎても 疼(うず)きは 止まらないのだろうか かつての「愛」と 対比されて より大きな「苦痛」を 知るだけなのか もしも 誰かの一つの心が 壊れるのを 止められるなら 僕の人生は 無駄ではない もしも 一つの命のうずきを 和らげてあげられるなら 一つの痛みを 鎮められるなら あるいは 弱った一羽のコマドリを 巣へと 戻してあげられるなら 僕の人生は 決して無駄ではない
