ちからいっぱい にぎりしめてた ものは ひらいてみれば なにもなく こころに やるせない むなしさが ぶくぶく おとをたて のこってる それでも ないてぬれた ひとみが にじを うつすなら わたしは えがおを とりもどすだろう おびえながらも まもりたかった ものは このてに もどることもなく はるかな おおぞらで とびまわる すがたを みせつけて わらってる それでも からっぽの こころが ゆめを さがすなら わたしは しずかに てをふるのだろう ともに だいじに そだてあげてた ものが こいしのように けとばされ こころに はねかえり きずあとに きえない いたみまで かんじてる それでも きざまれた おもいが いまを つくるなら わたしは あなたに かんしゃするだろう
