君がまだ生きてるってこと 僕がまだ生きてるってこと もう交わらない事も分かってるのに 騙されながら過ごしたね 少しの救いも要らなかったね 許せない事も許しあったね 幸せって分からなくなったね 優しさって花みたいに枯れる 注いだ水も何れ無駄になる 花瓶が割れて日が落ちてく 萎れて葉が色褪せる 君を見つけるのは容易いのに 今の僕には許されないから また出会えたらって綺麗事で 永遠のさよならまたねと云う嘘 君の居ない世界で何を語ろう 『元気で居ますか?』 なんて野暮だろう 解き放たれた君は嘸かし楽でしょう 僕だけが時が止まり 動けないままで…。 歩き慣れた道は広く感じて 行こうとした場所は1人だけで 果たされない約束を思い出して かき消す君は僕を忘れるの? 合わないと逃げ出したのも 会いたいと思い続けたのも 代わりなんて居ないって事 君だけが特別だって事を…。 其れは甘えと捉えられても 気持ちは溜め込むから溢れるね 後悔の連続で遅すぎた事も 今からしても意味ないのにな 君が居ない世界で何で生きるの? 『生まれ変わったら…』 また巡り会えるかな あり得ない事で心を抑えていくよ 進む君は僕の知らないとこへ遠く 遠く 寂しさなのかな虚しさなのかな 君が生んだ感情達が暴れてる 君へ送るはずの愛は誰に何処に 捨てれば満たされるのかな? 君の居ない未来に意味なんかない 『今でも愛してる』 事を身に沁みている から塞ぎ込んだ思いだけが 只溢れだす 僕の知らない君でも其れでも良いの 君がまだ生きてること 僕がまだ愛してると 君の居ない世界で ただ独り