こんなはずじゃなかった おとなになったらキラキラ 都会に住んで誰もが羨む 人気者になりたかった 疑いのない瞳で 真っ直ぐな歌を歌う つもりだった うまくやるつもりだった 虹のふもとを見つけた 知らない街の知らない誰かの庭 ぼんやり生えた七色 あぁ 見えちゃったら夢がないや わたしはわたしをやめられない どうあがいたって 何者にもなれやしないの わたしがわたしを愛さなきゃな 誰よりも 間違いじゃないって 証明したいのさ どうしたら良かった? 幼いながら器用に 顔色読んで お利口さんってほどほどに 褒められてた アニメの美少女戦士が描かれた 派手な靴が 欲しかったの ほんとは 虹はふたつ架かってた 高速道路 ガラス越し追いかけた でも片方は偽物らしい 本物はどっちだ? わたしがわたしじゃなくなった ら どれだけ手に入れても 意味がないの いつかは誰かを信じたいな 自分よりも 顔の見えない祝福やクレームは カウントしないことにしよう 目の前のもの 手に触れてる温度を 信じたい信じたい信じたい 信じたい わたしがわたしであるためにね だって わたしはわたしをやめられない どうあがいたって 何者にもなれやしないの わたしがわたしを愛さなきゃな 誰よりも わたしはわたしをやめたくない もう二度と何者にもなろうとしない わたしがわたしを抱きしめるよ ずっとずっと この人生で良かったって 歌いたいのさ