運動も顔もアタマも からっきしな僕だけれど ひとつだけ誇れるものが あるとするなら 誰もが認めるお前が 必要とする唯一の存在だ アイツより誰より お前を知っているだろう あぁ わかってる。 わかってたんだよ。 回収されない伏線 その優しさも でも、わからない。 わかりたくもない。 そんな目で見るなよ アイツのことなんて 「死ねよ。」 僕のことを好きじゃないお前も そんなお前に好かれない僕も かたっぽだけの運命じゃ 使いもんになんかなんないな もしも明日目が覚めた時に お前の好きなアイツになってたら きっとすぐに電話して 「大好きだ。」って言えるのに なるわけないなら 死ねよ 始まってもいないもんは 終わらすことさえできなくて 冷凍保存の恋は 腐ることもないや だから 僕のことを好きじゃないお前と そんなお前に好かれるアイツが うまくいけばと願ってる フリして手に入れた特等席 でも 隠したいココロとは裏腹に 正直すぎるカラダ震わせて 結局お前で果てちまう 最低な僕なら 死ねよ もしも明日手が触れた時に この思い全部バレたとしたなら 「嫌い」より何よりつらいのは 「ごめん」だな 僕のことを好きじゃないお前を このままずっと好きなまんまなら かたっぽだけの運命を 呪うだけ呪って年取って 無茶苦茶誰かに愛されてやるし 無茶苦茶幸せになってみせるさ 一番嫉妬して欲しい お前はきっと 笑って 祝福するよな? 「そんなお前が大好きだ。 」 なんて言えるわけないから 死ねよ