昔々のはなしは無しで 感謝だけを伝えたくて 寂しい悲しいはなるべく無しで でも今日だけは涙を許してね 真夏に突然現れた神様に 連れてかれてしまったあなたに お似合いの言葉は見つからなくて ただ今日も思い出す美しき日々 お年玉全部自分に使った日 初めてご飯に連れてった日 どんな日でも嬉しそうに見守って いてくれてありがとうね 受け止めようと思った それでも受け入れられなかった もう会えないのなんて嫌だから 涙の裏側に潜んでる 我儘なとこが あなた譲りだな 何もできなかった 貰った愛を返したかった もうこれで最後なんて嫌なのに 照れ臭くて言えずにいたけど あなたの笑顔が ずっと好きだったんだよ 僕も少しだけ歳を重ねて 離れ離れになった手と手 寂しそうな背中は曲がっていたけど 僕がずっと追いかけた背中なんだ 『あのね、まだね。 好きなこと続けているよ。 それにね。 たくさんの仲間ができたんだよ。 家族は仲良しのままだよ。』 あぁ伝えたいことが ありすぎて困るな 何もできなかった 貰った愛を返したかった もうこれで最後なんて嫌なのに いつか来ると思ってたさよならに 立ち向かうとこが あなた譲りだな