全部どうでもいいって思えりゃ 幾分 気分もラクになるのに 何も捨てられない根性が また愛想笑いを生み出し 消費期限がどんどん迫ってく かるくテヘヘとごまかして うまくいかなくたって笑って それらを発泡酒で洗って 最終便になった人生 ゆるせなくて 捨てられた犬みたいに待ってる オチに使わないでって思ってる ひしゃげた理想論にだけは 俄然強気でいられるのに 世間様には勝てなくて 自分がどんどん嫌いになってく ”おもしろい話をしてよ” 俺にだって泣きたい夜があんの いっそ半人半妖になって 理性もみんな飛ばしちゃって 闇雲にもがいてみようか 一斉にドン引きの様相を夢見て 泥水すすって笑ってる かるくテヘヘとごまかせない 血みどろの心がいつもあって でも 泣いてるんだよって 言えなくて 最終日になっちゃう人生 ゆるせなくて 捨てられた犬みたいに待ってる いつか来るっていう春を待ってる